腰椎分離症

腰椎分離症は多くは若い人にみられ、若年性腰痛の原因の1つです。また逆に若い間は無症状に経過しますが、成人期以後に徐々に症状が出てくることも見受けられます。若い人や症状が軽い患者さんに対しては、ストレッチなどの運動療法がまず選択されます。症状が徐々に進行し、難治性の腰痛がある場合には固定術の適応があると判断されます。

腰椎分離症
腰椎分離症

 

腰椎分離症:L5-S1間での、分離症が認められる。馬尾神経の圧迫はないが、分離に伴う腰椎の不安定性からくる腰痛がある。手術は、同部位での固定術が施行された。


腰椎分離症